通院歴を振り返る ~嗅覚障害のこと~

2017/01/03嗅覚障害

嗅覚障害の原因が(ほぼ)分かって1週間が経ちました。

過去3年の耳鼻科通院歴を振り返ってみます。

■通院した耳鼻科

過去に3つの耳鼻科クリニックに通院しました。

A耳鼻科(通院期間3回)・・・自宅近く。おじいちゃん先生。

B耳鼻科(通院期間約2年)・・・職場近く(都市中心部)。50~60代の先生。家賃の高そうなビルに入居。

C耳鼻科(通院期間3ヶ月)・・・自宅から電車で40分(他県)。50代の先生。漢方中心の治療。


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■A耳鼻科

自宅の近所ということで行きました。

味と臭いがしないという症状を伝えるとステロイドの飲み薬と点鼻薬を処方
してくれました。

味と臭いが回復したので、薬が効いていたと思います。

ただ、毎回行くたびに「今日はどうされました?」って聞かれていました。

先生が「薬がなくなったら来て」というから来たんだよ、ってちょっと不信感でした。

ここでは治療に継続性を期待できないな、と思い通院をやめました。

■B耳鼻科

インターネットで予約ができる今どきの綺麗なクリニックです。

一番長期間通いました。

鼻茸があると教えてくれた先生です。

診察の際にルーチンの処置(医療行為)をいろいろされるので、診察代が毎回1,000円を超えていました。

ステロイドの飲み薬を服用すると(個人差はありますが)吹き出物、ニキビができやすくなります。

そのニキビを診て、さらにニキビ薬まで処方してくれるくらい商売熱心な先生でした。

■C耳鼻科

クリニックのサイトで嗅覚障害、味覚障害の治療のことを書かれていたので、藁にもすがる思いで通院しました。

治療は漢方中心。ステロイド系の薬に対しては消極的でした。

ステロイドは私もできれば避けたいと思っていたので、考え方は共感できました。

ただ、薬が全く効きませんでした。

結局、向こうに治療を断られてしまいました。


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■3つのクリニックに通院してみて

ステロイドの処方薬で一時的には味覚・嗅覚が回復しますが、服用をやめると元通りになってしまうという状況を繰り返していました。

B耳鼻科で鼻茸のことを指摘されましたが、切除には至りませんでした。

原因が分からないため、どの先生も私のことを持て余していたと思います。

特にB耳鼻科は途中からステロイドの副作用である肌荒れ(ニキビ等)の薬をしきりに処方しだし、かなり横道に逸れていました。

その点C耳鼻科は見切りが早かったです。

3ヶ月で改善しない様子をみてこれ以上の治療を断られました。

いずれのクリニックでも根本原因は分からなかったので、町医者って何のために存在しているんだ、という怒りも感じますが、C耳鼻科のおかげで、私も本気になることができ、結果病名が分かりました。

■町のクリニックとの付き合い方

いくら先生だからといって、完全に任せてはいけないということ。

体の不調があれば、まず近所のクリニックに行くと思います。私たちにとって最も身近な存在のお医者さんです。

でも、先生は1日に何十人、何百人の患者を流れ作業の様に診ています。

カルテはありますが、前回の患者の様子を覚えていることはほぼないでしょう。

医学の知識はなくても症状や変化を一番感じているのは自分です。

幸い私の住んでいる地域にはクリニックが山ほどあります。患者が好きなクリニックを選ぶことができます。

医学書を読まなくてもインターネットである程度のことは調べられます。

先生の医学の知識を利用して、主導権は自分がとっているくらいにしたいものです。

■専門医との出会い

遠回りしましたが、原因を突き止めてくれた先生に出会うことができました。

今後は手術や生涯続くであろう治療が待ち構えています。

過去の3つのクリニックの経験から、賢い患者でありたいと思います。



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